あたしは、いつも一方的にデブにキレていた。デブはいつも、憮然としていた。
「察する」ということを、彼は出来なかった。そんな事重々承知で三年も付き合ってきた。でもやっぱり、あたしは頭にくるわけで。
昨日ついに「俺には出来ない。情けなくてごめん」とデブはさじを投げた。
デブはデブなりに「察する」ことを心がけて来たのかもしれない。でもそれは、あたしには通じなかった。
いつもあたしはイラついていた。彼の言動に。
何気ない一言に傷つき、イラつき、時折怒りを爆発させていた。

デブには、どうやら帰る場所があるらしい。実は最近、前の彼女から連絡があったらしい。デブの実家の近所で働く彼女のほうが、あたしよりもデブにはいい。「結婚は絶対いや!」とわめくあたしより、そっちに行きたくなる気持ちは、わかる。

突然で面食らったが、ちょうどいい。
次へいこう、花の命は短いんだから。

絶対に、なにがあっても、ヨリを戻しては、駄目だ。

別れた

2005年5月10日 恋愛
実感が湧かない。別れた。

さよなら

2005年4月24日 恋愛
そろそろさよならしたい。
新しい恋がしたい。もうすぐ三年記念が来てしまう。
『今』を無駄にしているような気がしてならない。
今ってもっといろんな人と付き合って、結婚までにイロイロ経験つんだりする時期なんじゃないのかな?
将来結婚する気もないのに、こんな長く付き合っても無意味なんじゃないか。今年で23になる。そろそろもう若くない。
もっと自由に過ごしたほうがいいんじゃないかな、あたし。

焦る。 

十代のころは、感じなかった。長く付き合うことが、自慢だった。
だけど今は?
あたしは時間を、若さを浪費しているのではないだろうか。

阪大君と医大君

2004年12月16日 恋愛
先日の医大君、阪大君、両方からメールあり。優しくも両者に返信し続ける蜜柑。阪大君とは結構メールしてるのでもう慣れたもんかな。内容は主に他愛無い雑談。
んで、問題は、医大君。どうやらちょっと優しくしてあげたら、蜜柑に興味津々って感じ。九月に彼女と別れたらしいから、そろそろ次の彼女が欲しい頃合なのかも。
というわけで、公的には「彼氏なし」と公言している蜜柑も、「前の彼氏と別れた」偽ストーリーを作成。
彼自身には正直興味ないし、タイプでもないんだけど、弁護士のお家で育った「おぼっちゃま」特有の大らかさはいいなぁ〜なんて思ってる。お金持ちを誇示することもないし。ただ今留年中ってのが、若干イタイけど。それでも「腐っても医大」よ。この子には用がないとしても、この子のお友達には用があるかもしれないじゃない!
なんだかこんな事書くと、「医者大好き」って感じだけど、そういうんじゃないのよ。医者じゃなくてもいいわけ。でもこうやってそっち方面のつながりも持っとくと、お金持ちつながりでどんどんいい方向につながるかもしれないじゃん?
来年の目標は、「質の良い男を取り巻きに!」で決まり。

医大コンパ

2004年12月13日 恋愛
相手はなんと30分の遅刻!!そんなのって、アリ?
お店はHEPの観覧車を望むいいとこだったんだけど、あまりにもオープンでコンパするには少々不向き。やっぱりコンパは周りの目線を気にしなくて済む個室が一番よね。
さて、肝心のメンツですが・・・こちらはコンパ大臣、ウララとウララの友達2人と蜜柑。相手は医大生が三人と三十の飲食店経営が1人。ウララの知り合いである男幹事さんの前に座ってた蜜柑は、幹事とウララが共通の友人の話をし出したんで、だんまり。
正直、相手はお金持ち揃いだったけど、面白く無かった。
せっかくおNewのコートできたのに、なんだか拍子抜け〜な感じだった。とりあえず1人とは番号交換したけど、どうなることやら。
お金持ってるし、使えそうではあるんだけど、なんかイマイチぴんと来ない。
とりあえず一次会で帰る。京阪四条に降り立つと、とたんにナンパ。結構レベル高めな、カワイイ顔立ち+高身長。
かぁなりしつこく番号聞いてくる。肩抱いたり、通せんぼしたり。
20歳ぐらいのころなら喜んで教えてたのかも知れないけど、いまや蜜柑も23歳。
こんなカワイイ顔してこいつ、胸もんだり、ヤったりすることだけが目的なんだろうな。そんな風に思って、毅然としてお断り(当たり前だ)。
もうやんちゃする時期は過ぎたのだ。
男は結婚してもいいくらいの、良質なものを選んで行こう。これからは。

喧嘩

2004年12月8日 恋愛
今日は必死に卒論書き。眼鏡、ノーメイク、ジャージ、くわえタバコにひっつめ髪というありえないスタイルで、PCを睨みっぱなし。
夜八時にデブがご飯を食べにつれてってくれるというので、それまでには何とか進めなくちゃ!と、あぐらをかきながら渋い顔で決意。
六時過ぎまで必死でキーボードを叩きまくり、慌てて部屋を掃除、それからシャワーあびてお化粧。やっとこさ、おっさん→蜜柑に変身して、昨夜から蜜柑が「食べたい〜!」と主張してた創作韓国料理屋さんへ。値段の割には店内綺麗だし、韓流ブーム以前から韓国料理大好きな蜜柑は、結構お気に入り。たらふく食べて、スタバでラテ買って、北山のノーザンチャーチを見に行く。もう門は閉まっちゃってるけど、イルミネーションはまだついてて、キラキラして綺麗だった。帰りに最近ハマリ中のアットホームダッドを借りてご帰宅。
さて、問題はここからである。
借りてきたDVDみよっか〜?とDVDをつけて開始十分。野郎、寝ました。しかも爆睡。
おいおい、貴方が来るっていうから朝から必死に卒論してたのよ?寝るなら家帰れ!気が散るわ!
仕方ないので蜜柑、DVDを止めてPCのスイッチをON。
そしてそこから二時間経過。起きない。そして、蜜柑の卒論は、デブのいびきという攻撃をまともに喰らい、まったく進まない。さらに待つことしばし。やっとデブは起き上がった。
「帰んないと朝になって道混むよ」
ぶっきらぼうに蜜柑が言うと、慌てて身支度を始めるデブ。
無言かい!「ごめん〜!寝ちゃった!続きみよ?」の一言も言えないらしい。うちのデブは。
不機嫌な蜜柑が、帰れ帰れとせかすと、なぜかやつも不機嫌オーラを放ちながら帰っていった。
そしてこの後、大喧嘩に発展したのは言うまでもない。
あたしはね、寝ちゃったことに怒ってるわけじゃないの。
起きたあと、どうして気が使えなかったの?あたしが怒ってるのは、そこなのよ。何逆ギレしてんのよ、デブ男さん。これだから、デリカシーのない男はイヤ。
ショート丈のコートをRew de Bで買いました。約四万円なり。
アンゴラ交じりのスタンドカラーのコートで、軽くてあったかい。一ヶ月くらい前のRayで碧ちゃんが着てたやつです。ミントグリーンは限定なので、もうないだろうなぁ〜なぁんて諦めてたけど、大丸にて運命の出会い!即お買い上げでした。どうやら人気の為、若干の素材違いで再度出荷されてるみたい。蜜柑が買ったのは、最後の限定モノでした。よかった・・・・
雑誌で見るより淡い色なんで、何にでも合いそう!小躍りして着て帰ったのでした(笑)

コンパ

2004年11月24日 恋愛
ちょっと!!コンパなんてひさびさじゃん?今日は女友達、ウララ主催の阪大コンパ。相手は三回生だけど、年齢的には同い年なメンツ。
ウララとお昼に落ち合って、カフェで会議。昨日の出来事をぶちまけると、「男がご飯おごった上、やたら褒めるのは「やらせろー」ってことよ!」と明快なコメント。まぁ確かに。一理ある。
ウララは最近好きな彼ができたご様子。しかたないので中学生レベルな相談に乗る。女同士タバコをぶかぶか吸いながら二時間ほど喋って、そのあとちょっとお買い物へ。うっかり灰色のティアードミニっを買ってしまう。危うく黒のきらきらパンプスも買うところだった。今月苦しいのに!そうこうしてるうちに、あっという間にコンパ待ち合わせの時間。カフェにて女の子メンツで、先に集合。野郎がつき次第待ち合わせの場所に向かうことにする。
時間よりちょっと早めに、野郎共ご到着。待ち合わせの場所に向かってみると・・・・・・
ショボイ。しょぼすぎるメンツがそこにいた。
ごめん!!とサインを送ってくる幹事ウララ。気にするな、お前のせいじゃない。
とりあえず店に移動。これまたしょぼい店。
なにこれ。ありえねー。なぁんて思っても態度には出さない蜜柑。昨日といい今日といい、大人になったなぁ。
とりあえず全員着席して、ビンビールで乾杯(これじゃ仕事とかわんないよ)話してみると、まぁまぁ楽しい。恋愛する気はないけど、次のコンパにつなげる為には一人ぐらいとは仲良くならにゃ!と隣の子と仲良く話してみる。幸いにも、一番話の通じそうなマシな子だったので、番号交換。付き合いたくはないけど、結婚はしたいかも。次男だし国立理系だもん。
その彼の横に座ってる男の子、まぁ世に言う不細工なんだが、をみて蜜柑は目が点になった。
えー!!めっちゃシンプルなペアリング(明らか)してるー!
おいおい、礼儀としてはずそうよ。
「不細工ほど、ペアリングを誇示したがるよねー」
耳打ちしてくるウララに深く頷く。
それほど盛り上がらないまま、店を出る。
「どっか行く?」
なんていうわけも無く、「明日学校なの」とそそくさと駅へ向かう。「あたし地下鉄!」といち早く集団を離脱。そのまま近くまでデブに迎えに来てもらって、飲みに行った。疲れて家に帰ると、「家ついた〜?」と男の子からメール。受信時間は12時。あたしが開いたのは朝5時。言い訳はあとから考えることにして、久々にデブとした。いつになく満たされたきがした。
ひっさびさの登場!のmy王子タカに夕飯を誘われて、いそいそとくそ寒い繁華街へ。黒コートに水色ストール、千鳥格子のミニ丈の巻きスカ、黒の半袖ニット、黒ブーツで参上。何とも無難なコーデだけど、往々にして男の子は「普通」が好きだから、これでよしとする。
約束に十分遅れてきたタカ。まぁタカなんで許すことにする。とりあえずいつも行きつけの創作和食のお店へ。
「あ、俺今日車やし飲まれへんねん」
は??ドリンクメニューを広げて、呆然とするあたし。じゃあなんですか?メシ食ったら解散ですか?
「そっかぁ〜」なんてニコニコしながら、心の中では「何じゃお前は」状態。ご飯食べて、まだ十時くらいだったので、そのまま近くのカフェへ。
対面に座るのはあんなに「可愛い可愛い」と思ってたタカなのに、今日はすっかり興ざめ。妙に蜜柑を褒めるのも気に障る。
お茶を飲んで、しばし経つと「出ようか〜」という彼。
まだ十一時手前である。念のため「どっか行く?」と聞いてみる蜜柑。すると、
「蜜柑ちゃんちでゲームしよや〜?何もしないし、家行っていい?」
はぁ〜??何もしないなら、家に来なくてもいいだろ。完全に興ざめ。何のゲームする気だよお前は。
これで市原隼人に似てたらなぁ〜!!残念!
「家は無理〜」
ニコニコ笑顔で断る蜜柑。
「そっか〜じゃあすることないなぁ」
あーそうですか、今日はそれが目的でしたか。
明らかに帰りたそうなタカを横目に、笑顔で「じゃあかえろっか」と提案してあげる蜜柑。我ながら優しい。
「そ〜しよか」
愛想なくいうタカを尻目に、愛想良く「またね」と微笑む蜜柑。
こんなところで感情はあらわにしなくってよ。
「ごちそうさま」メールはもう打たない。もう二度と会うことも無いだろう。さよーなら、タカ。もう!後味悪すぎ。
神医とコンパが決まった。まだ日にちは決まってないけど。
で、どうなの医大。蜜柑、その昔内科と眼科のお医者さんに二股(体の関係はどちらともナシ)かけてたんだけど、たいした奴らじゃなかったなぁ〜。つまんなかったし。馴れ馴れしいし。セクハラ発言とかフツーに言うし。
「こないだ風邪がひどくてお医者さん行ったの〜」って言ったら
「え?じゃあ『ちょっと服の前空けてくださいね』とか言われちゃった〜?うわ〜役得!うちに来てくれれば良かったのに!」
引いたよ、あたしゃ。前空けるに決まってんだろ!診てもらうんだから!だれがお前んちなんか行くか!お前は違うとこに注射打ちたいだけだろうが!(下品)
呆れてものも言えなかったよ、さすがの蜜柑も。
そんなわけで、ちょっと医者にはこりたんだけど・・・どうなの医大生は。エリート意識のかたまりみたいだったらどーしよー!!
しかしね、虎穴に入らずんば虎子を得ず。みすみす逃すわけにはいかない。今のうちから楽しみ〜楽しみ〜と、幹事にプレッシャーをかける蜜柑であった。(ごめん)

疑惑

2004年11月12日 恋愛
どうにも怪しい。うちのデブだーりん。
証拠があるわけじゃないんだけど。
女の勘、としか言えないんだけど。行動の端々がおかしい気がする。何がと聞かれたら、答えられないんだけど。
あえて言えば、う〜ん、そうだな。こないだ深夜0時ごろにバイト先の塾に行ったらみんながいて、そのままなぜか漢検の問題で勝負して、負けた子のおごりでラーメン食べに行って、地元のはずなのに帰り道に迷った事、とかかな。
塾って、結構遅くまで人がいることは知ってる。でも、だからって12時に皆がいて急に漢検勝負なんかするかぁ?
地元で迷うかぁ?
メール&電話を逃れようとしてたんじゃないの?ほんとは。いつもならうるさいくらいメールしてくるくせに、その夜は全然だったし。
あやしいもんだわ。まぁいいけど。

げー。まじで?

2004年8月8日 恋愛
蜜柑、赤(7月の日記、クラブ参照)に告られる。
迷惑はなはだしい行為である。蜜柑と赤君は同じ研究ゼミなので非常に気まずいのだ!
だいたい赤君は蜜柑のことを何も知らない。何の仕事をしているのか、どんな性格なのか。学校で蜜柑は蜜柑を抑えているのだ。外見やそんな一番外側の蜜柑だけをみて告白なんぞされても、正直返事に困る。しかも、傷つけないように断るのは至難の業である。あんまりやんわりと断ると希望を持たせてしまうし。
蜜柑はいつも「告白されたりされそうになったら即トンズラ」なのだが、今回ばかりはそうも行くまい。なにせ相手は週一で顔をあわせるゼミ仲間なのだ。
しどろもどろになりながらも
・今の彼氏が好きなこと
・待ってもらっても無駄なこと
を伝えたがイマイチ伝わったかどうか手ごたえが無かった。大丈夫かなぁ・・・
久しぶりに、男に気を使って疲れた一日であった。
今日はもう切られた(他のコンパニオン会社にとられた)と思っていたお客さんから指名を頂いて、いそいそと仕事へ。とにかく粗相の無いように、新人ちゃんたちに気を配る蜜柑。疲れた〜!中間管理職に気苦労は付き物っス。
控え室に戻って携帯の電源を入れると、スギちゃんからのメールが。
「今日、何時から遊ぶ?」
はぁ?何じゃこいつは。遊ぶ約束なんかしとらんわ!と思いながらも、一応手帳を確認。するとあるある、五日の欄に「スギちゃん」と。
あちゃー。ドタキャンしちゃおうかなー。そうは思ったものの、蜜柑の自宅は繁華街のすぐそば。ちょっと飲んで帰ってくればいっか〜。
甘い気持ちで出かけたのが悪かった。なぜかバイクでお出迎えのスギちゃん。そんでそのまま彼の家へ。え〜やだ〜!あたしおなかすいてんのよ〜!ゴネるあたしに、ピザをとる彼。今日こそはナンカする気であろう。今日の下着、あんまり可愛くないのにな〜
・・・・・・・・
一時間経ち、二時間経ち。彼はまだテーブルを挟んで蜜柑の正面に座っている。
何よ。どういうことよ。あたし帰るわよ。
しびれを切らした蜜柑が「そろそろ・・」と言い出すとやっと奴は蜜柑の横に来た。帰ろうとする蜜柑をさえぎる様に。しかしだからといってナンカしようとする気配も無い。
結構酔いが回っている様子の彼を寝かせようとした際に蜜柑も布団に引き込まれたが、ここからが問題よ。聞いてよみんな!
普通こうまでなったらちょっと強引にナンカしたり口説いたりするよねぇ!ところがスギちゃんたら、「結構好きかも」とかなんとかもごもごいいながら恐る恐るキスしてくるだけ。こいつ・・・・だめだ!!口説き方といい、距離の縮めかたといい、なっとらーん!
こんな童貞に毛の生えたような初心者くんは蜜柑はお断り。そういうのが好きなお姉さまのところへ行ってちょーだい!
「あたし生理なの。帰るね〜」
あっさりと蜜柑は布団から脱出、あわあわと追いかけてくるスギちゃんを尻目にタクシーを拾って家に帰ったのであった。

浴衣デートその3

2004年7月16日 恋愛
今日は彼氏のデブと浴衣デート。三日間祭りに出てきてるとはいえ、あんまり楽しめてない蜜柑。今日は気楽な男と楽しむぞ!
デブにも浴衣を着せて、テクテク歩いてお祭りへ。
昨日まで我慢していたイカ焼き(食べ方が可愛くないからデートではご法度)も解禁して、飲むわ食うわ大騒ぎ。
浴衣のせいで汗だくになったものの、三日間のなかで一番リラックスして楽しめた。やっぱりデブの存在は偉大である。

仕事モード?

2004年7月15日 恋愛
さて、二日目の今日。今日はまずバイトである。
あまり詳細は書かないが、けち臭い客だったのでかなり不機嫌モード。こっちは折角祭りの日に来てやってるんだからさ、値切るのとかやめろよみっとも無い。
あぁ、これ以上書くと愚痴オンパレードになってしまうので、ここでストップ。
今日は戦友、キー坊を呼び出す。
彼とは何というか、体の関係ありのお友達、というか戦友で、いくら連絡が途絶えてもしばらくすると復活を遂げるという、なんともおかしな関係が二年間くらい続いている。キー坊も蜜柑も、遊びまくりの時代に出会っているものの、いつも会うと「出会いない。お前しかいない」とつぶやきあう変な関係。
毎回会うたびに自分のやんちゃ体験を嬉々としてお互いに報告、朝まで語り合って帰るというパターンが多い。
その際、キスはするものの、あんまし最後まではしない。お互い、体には不自由してないし。ヤルよりも楽しいのだ、二人でキスしたりしながらお互いの近況を報告するのが。

一度、「付き合う?」といわれてほんの少し付き合ったものの、やっぱり違うなと思い、蜜柑はフェードアウトさせてもらった。
そういうことには敏感な彼は、特になにも言うことは無く、二ヵ月後くらいに連絡してきて、またこの関係が始まったのだった。

つつけばすぐ壊れるような、変な関係。これが心地いい。
浴衣姿でキー坊の車に乗り込むと、キー坊、褒める褒める。しかもわざとらしくない。ごく自然に。
やっぱこういう男がいいよねと、強く思ったのであった。昨日が昨日だっただけに。

浴衣デートその1

2004年7月14日 恋愛
今日は祇園祭宵々々山。
屋台とかが出て夜、歩行者天国になる三日間の初日である。
テストウィークにも関わらず、やる気満開の蜜柑。三日間とも違う男と行ってやるぜ!と鼻息も荒い。
さて、三夜連続デートの初日は例の京大、スギちゃん。七時過ぎに待ち合わせるも。蜜柑、大幅に遅刻。でもまぁ、浴衣の可憐さで許してもらうか!と思いきやこの男、褒めない。
大概どの男でも開口一番、「やっぱ浴衣いいなぁ」とか「可愛い」とか言うもんなんだが。おーかーしーいーなーぁ。
その後屋台をぐるっと回って、お約束の鴨川へ。
だがそんなに話題は弾まず。
これってもしかしなくても、スギちゃんはあたしのこと興味ない?もしくは狙って無かった??

蜜柑ってば、勘違い??????

勘違いなんだろう。会話で楽しませるようなこともあんまり言わないし。と、蜜柑は結論付けた。
そこで優しい蜜柑はこう言った。
「ねぇ、またみんなで飲もうよ!」(もう二人っきりは勘弁、の意)
しかし返事は
「え?『二人で』がいい!」

・・・・・・・・

何だよお前は。どっちなんだよお前は。
スギちゃんとバイバイした後、親友、ユリに会う。
ユリ、「いままであんたに言い寄ってきた男の種類がおかしい」の一言で一刀両断、スギは蜜柑に気があると断言。
そりゃ、あたしだってそんな気はするけどもさ、スギは今までに無かったタイプなのだ。戸惑うのも当然しかり。
今まで蜜柑に言い寄ってくる男は「一人月9」(まるで月9ドラマのようなクサイ台詞をばんばん使い、キザ行動に走る男。キムタク気取り、とも言う)ばかりで、そういう男は大抵、二人で遊べばかなりいい感じのところまで持っていくんだけど。
スギちゃんとは、あの人ごみに行っても手をつなぐことは無く。

家に帰ると、スギちゃんからメールが来ていた。
冗談のついでに浴衣姿を褒めていた。

わからない・・・

初デート

2004年7月6日 恋愛
前回、京大コンパに行ってスギちゃんという男の子を釣って来たことを書いたと思う。今日はそのスギちゃんのお話。
あれからちょっとだけ連絡をとった結果、今日が初デートの日となった。スギちゃんの用事に合わせて八時半に待ち合わせ。
ちょこっと遅れ気味に行くと、いたいた。コンパの時となんら変わりない姿なのですぐわかる(笑)
年下だし、どこにご飯行くか決まんなさそうでやだなぁ。
なぁんて思っていると、スギちゃん、お店を予約しておいてくれたらしい。なかなかやるじゃない!うちのデブには出来ない芸当だわ。
そんなに素敵なお店ではなかったけど(普通)まぁおいしかったし、払ってくれたし、年下だけど、スギちゃん、合格。
そのあと蜜柑のお気に入りのカフェでお茶して、だらだらしゃべる。話も結構面白い。てか、なにより顔が可愛い。
こよなくデブを愛する蜜柑だが、やっぱり可愛い男の子が自分にかまってくれば嬉しいもの、一時近くまで話しこんだ。
でも何だろうこのさわやかさは!!手も握らず、キスもせず、口説き倒されたりもせず、バイバイした。
もしや蜜柑、なんか勘違いしてた?
とも思ってみたものの、また遊ぼうとしつこく誘われる。
慎重なのか、なんなのか、謎は深まる一方である。

ホスト

2004年6月24日 恋愛
蜜柑の友達にキララという女がいる。
勉強の偏差値は高い彼女だが、如何せん恋愛偏差値が低い。
20まで処女だった彼女は、男を知るやいなや暴走を始めた。
一度もまともに付き合うことはなく、ひたすら男に利用され、そしてついにホストクラブにはまったキララ。
蜜柑の忠告など聞く耳ももたず、四ヶ月で店に150万つぎ込む暴れよう。当然、カタギの職種では生きていくことはできず、若干ピンク系の店で働くことになる。

蜜柑にはホストの魅力というのが、わからない。
バイトの先輩たちと何回かホストクラブに行った事はあるが、その接客の甘さ、話術の拙さにイライラした。
こっちは金払ってんのよ?もっとヨイショでも何でもしなさいよね。グラスが空きかけてもドリンクを作ろうとしない、タバコの火を点けるタイミングが悪い。
それにちゃんとした男前なんて、数えるほどしかいない!!!
接客にイライラし、顔にまでイライラして、蜜柑的には「ホストクラブ行くなら手持ちの男と遊んだほうがいいや」となったのでした。どうもああいうちゃらちゃらしたホストってのが嫌いみたい。蜜柑は。
でも好きな人にはたまんないんだろうなぁ・・・・

今日から☆★

2004年6月1日 恋愛
今日から日記をつけます。更新は不定期かも・・・(汗)
ではまず自己紹介。
蜜柑は現在。関西地区では有名な京都の某私立大学の四回生。
しかしほとんど学校には行かず。
性格は、我儘で気まぐれ。
男は、彼氏とお財布君しかそばには置かない。
バイトはイベントコンパニオン。その他、宴会に呼ばれるコンパニオンとしても働いてマス。ピンクじゃないよ、念のため(笑)

私生活では、彼氏は一人。
その他、いろいろシちゃった男やら、シたい男やら、いろいろいます。ここでは、そいつらとのエピソード何かを書いていこうとおもいます。

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