やすらかに

2006年10月30日
祖父が亡くなってまだたったの9ヶ月だってのに、祖母が天に逝ってしまいました。

今年は喪服を着るのも、もう3回目。

棺の中で眠る祖母は、病院にいた時よりずぅっと綺麗で。
心臓が動いてないだなんて、思えなかった。

亡くなった父方の祖母は、長いことずっと入院していて、認知症だったので、
遠くに住む私や妹とは、あまり交流がなかった。

ブランド物が好きだったこと。
おいしいものが好きだったこと。
プライドが高かったこと。
美人だったこと。

元気だったら、もっと仲良くしたかったのに。
旅行のお土産に、ブランドの化粧品をあげたりしたかった。

おばあちゃんが骨になってしまった時、
足のところに入ってた、金属の棒を見た。
細いものが何本も。あんなものが足に入っていただなんて。
痛かっただろうね。

あんなものを見ないと、他人の痛みを想像することすら出来ない。
わかったつもりになってるだけで、本当にわかってあげることなんかできない。

どうぞゆっくり眠ってください。
きっとおじいちゃんが迎えにきたんだね。

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