また今日もチーフでお仕事DAY。
某伝統料理旅館へご出勤。うーむ、暑い。
「川床だったらどーしよー!!」
とか叫びながら行ったわけだけど、
会場は無事お部屋で、全員安堵のため息をつく。
ちなみに言っとくけど、川床なんていいことないです。
貴船ならまだしも、三条四条では蒸し風呂。
おまけに鴨川はなんか生臭いし、
蚊はいるし、若者たちが花火するから煙いし。
何がいいんだかさっぱりです。あんなとこ。

まぁ、宴会は無事に涼しいお部屋にてスタート。
やっと皆が盛り上がりだした時に、なにやら不穏な空気が。
「なんや、お前も飲めへんのか!」
ご機嫌を損ねていたのは、上座のおじいちゃま。
どうやらお相手をする女の子が連チャンで断ったらしい。
冷酒のビンを片手に、女の子に説教をしている。
そりゃ、ちっとも飲もうとしない女の子が悪い。
だけどあたし達は「お店の子」ではないので、
飲んでも飲まなくても稼ぎは一緒。
女の子も飲めない子が多い。
でも飲めないなら飲めないで、
場を損ねないように気配りをしなさいよ、
お金もらってるんだから。

慌ててそのおじいちゃまのお席に着く蜜柑。
スタッフをほかの席に追いやり、とりあえず謝る。
それから冷酒をおねだり。
「なんや、お前は好きなんか」
とご機嫌を直してくださり、同じ杯で何度も返杯の嵐。
あっという間に転がる空き瓶は山になる。
すきっ腹に冷酒は堪える。なんだか暑くて汗まで出てくる。
そのかいあってか
「蜜柑、イケル口やな!!」
とすっかりご機嫌に。
ああよかった。ほっと胸をなでおろすと、
おじいちゃまはその場で次の仕事をくれた。もちろん指名で。
ありがたいことこの上ない。
気をよくしてさらに二人でぐびぐび。
おいとまするころには、天井が回りだす寸前だったが、
集金の時だけは頭がちゃんと冴えるから、人間って不思議(笑)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索