若狭湾

2004年8月13日
今日は若狭までデブと海デート。和田海水浴場へそそくさと向かう。
今年の夏は去年と違って暑い、暑い。水着の出番もあるってもんよ!連日飲みすぎで微妙に出始めたおなかを気にしながらも、取り合えず水着に着替えてざぶざぶと海に入る。
「なまぬるーい」
そう、生ぬるい。しかも遠浅で穏やか、水質もいいせいだろうか家族連れであふれかえっている。これじゃまるでイモ洗い。市民プールよりもひどいってもんだ。
むっとする蜜柑。上機嫌でぷかぷか浮かぶデブだーりん。そもそもここは足つくんだよ!呑気に浮かんでんじゃないよ!蜜柑はデブの浮き輪の紐をひっぱり、ぐいぐい沖へ。
「わーい♪楽々〜」
足りないコの様にはしゃぐデブ。ひたすら沖をめざす蜜柑。
ようやくちょっと深くなってきた。蜜柑の足ではぎりぎりつかない。はっきり言って河童並みに泳ぎは得意な蜜柑、そこら辺でデブの浮き輪を離すと、さらにすいすい沖へ。
はぁ〜やっぱいいね。陸上では動きが鈍い蜜柑だけど、水中だったらこんなにすいすい動けちゃうもんね!
「蜜柑〜危ないよ〜」
何が危ないもんかね。あたしを誰だと思ってんのかしら。
「蜜柑ってば〜戻ろうよぉ」
わかってるわかってる。帰りも引っ張ってあげるからね。
「いー!!」
突然デブが妙な声を上げた。何事かと慌てて振り向く。
「クラゲ!!」
クラゲですって?!あたしゃクラゲが大嫌い。
「蜜柑!横横!」
蜜柑の隣をゆうゆうと泳ぐクラゲが一匹。くらげ?ぎゃー!!クラゲー!しかもよく見たら一匹じゃない。うじゃうじゃいるのだ。
慌てて泳ぎの遅いデブをせかしながら回避を繰り返して岸に向かう・・・・が、遠い!岸が遠い!調子乗りすぎた!!!
足やら腕やらに何回も激痛(大ゲサ)を感じながら泣く泣く岸へ。
ミミズ状に腫れる手足をさすりながら海の家へ駆け込む。
とりあえず今日はもう海に入らないと決めた蜜柑とデブ、目標を「おいしい特産品を食す」ことに変更。
そうと決まれば着替え着替え!シャワーを浴びてさっさと着替え。ついでにおでんも注文してちょっとだけつまむ。助手席専門の蜜柑はビールも少々。海の家のおばちゃんに特産品の置いてあるお店を教えてもらっていざ出発!
変わり身の早い二人は大好きな高速をやめて、特産品が食べれる山を越える一般道で帰ることに。道の駅にて「じねんじょ蕎麦」に舌鼓を打ったのであった。

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